2010年9月11日土曜日

不安がないと不安?




やまんばは暇なもんだから、自分の心の動きを観察した。
すると、、、でてくるでてくるネガティブなアイディア。。。まるで何か考えていないと不安になるかのように。そしてその不安の材料を見つけては、また不安になる。おかしーではないか。不安を解消するために、不安の材料を探す心。

「どっかにない?ネガティブな材料。。?どっかに。。。あっ、あったーっ!そうそう、あたしのこれからの人生のことよ。いったいどーなっちゃうの?」
と、ほら、すぐまた不安になる。マゾか。

わしゃ、この心というか頭の(?)からくりを見つけちゃったのだ。
どうも脳みそか心か知らんが、それはこのように常に動き回って、考えるものをさがしているようなのだ。そしてそれはほとんどネガティブなもの。暇な人はやってみてください。自分が次々に頭に生み出してくる考え。そのほとんどがポジティブなものじゃなくって、ネガティブなものじゃない?
そしてその思考はほっておいたらどこまでも突き進んでいく。日常的に具体的にやることがないと、そのドツボにはまりやすい。仕事があれば、「あ、仕事」と、意識は別のところに飛ぶ。しかし仕事も慣れてしまって決まった動きのものなら、頭は暇になるので、また勝手に頭がネガティブなことを考え始める。ほとんど自動的に。
「仕事早く終わらねえかなあ〜」
「つまんねえ仕事だなあ」
「きょうはぶちょーがきげんわるいぞお〜。」
ここに「楽しいなあ、仕事!」と考えている人がどのくらいいる?
ネガティブな考えはいつまでも持続して考えることが出来るが、楽しいなあ〜人生!と考える時間は一瞬だけなのだ。なんで?やっぱり人はネガティブなものに引っ張られる?

ひょっとしてその原因は、日本人の気質のようなものもかかわっている?
ちっちゃい時から、のんびりかまえていてはいけない。常になにかしていないといけないとせかされて育って来たではないか。そういう教えが心底身に付いて意識もされない。そのありがた~い教えにのっとって、常になにか考えていないといけないと思い込んでしまっているのが現代人なんじゃなかろうか。

そう思うと、どんなにお金があってもどんなに健康でも、どんなに地位が高かろうと、心は常に不安を探して考え続けていることになる。ということは、人はいっこうにしあわせになれないじゃないのよー!

しかもその考え方はしあわせになれないどころか、心を不安定にし、自分自身にも他人に対してもこの世に対しても不信感がつのり不調和を生み、人間関係がぎくしゃくし、身体が変調を来たす。


みんなが不幸なのは、この右往左往動きまくる頭の動きに気がついてないからなんじゃないか?電車に乗ってもネガティブなシーンに気がとられ、道を歩いてもネガティブなものに心を奪われる。すると決まってこういうのだ。「ああ、だからこの世はきついのよ」そういって首を横に振り、眉間にしわを寄せてこれからの仕事の打ち合わせを考え、今晩の晩ご飯のことでうんざりする。
そのパターンに気がつくことじゃないだろうか。頭は常にそのように動いてしまう性質を持っているということを。


絵:コージーミステリー扉イラスト

2 件のコメント:

まいうぅーぱぱ さんのコメント...

疲れてるとそうゆう風になりますよね。
まずは休むこと。が大切なんですがね・・。

つくし さんのコメント...

きのうは草刈り、おつかれさまでした。
とってもたすかっちゃった。ありがとう。

あれもしなきゃ、これもしなきゃで、いつもは忙しいですよね。心も身体もゆっくり休めて欲しいです。
といいつつ、なにげにわたしもプレッシャーあたえてる。

すんませ〜ん!