2008年8月13日水曜日

シヴァ神


 
シヴァ神は壮大なスケールを持ったインドの神様。
頭からはガンジス川に流れ落ちる水をふきだしているし、後ろに太陽と月を持っている。おまけ首にはコブラを巻き付け、腰にはトラの皮。手には三つ又の鉾を持ち、これ以上強気の神はいない。その彼を怒らせたら、大地は簡単にひっくり返る。日本の神様と比べるのも失礼な話しだが、私には彼がスサノオに似ているような気がしてならない。
私はこういう神様が大好き。やんちゃグレで、子供みたいで、女好き。西洋のイエスキリスト様のような聖者とはほど遠い。でも人間ってホントはここまで好き勝手にやってみたいという衝動があるんじゃないだろうか。ヘタに大人ぶった今の社会のノリは、大人しすぎて、人間の衝動を押さえつけているような気がしてならない。最近のわけの分からない犯罪も、そんな無意識の社会の抑圧感によって、しわよせが来ている気がする。
今はお盆の真っ盛り。きっとうわ〜っとあふれでるパワーがみんなの心の中に隠れているに違いない。夏はそういうものなのだ。そういうときは、近所の夏祭りでも出向いて、盆踊りを踊りまくってフィーバーしゅちゃうってのはどうですか。太古の昔から人々は知っていたんだと思います。だからお祭りがある。足をどんどん踏み鳴らして、地球という偉大なお母様にエネルギーをうんと注ぎ込もうじゃないですか。
え?わたし?しっかりうちの町内会で夏祭りの盆踊り踊っちゃいました。

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